JR東日本は,2020年春に山手線田町—品川間に開業予定の新駅について,駅名を「高輪ゲートウェイ(たかなわげーとうぇい)」に決定したと発表した.
駅名は,2018(平成30)年6月に,駅名案の募集を行ない,応募総数64052件の中から決定された.
新駅周辺は,古来より街道が通じ江戸の玄関口としてにぎわいをみせた地であり,明治時代には鉄道が開通した由緒あるエリアという歴史的背景を持っていることや,新駅がこの地域の歴史を受け継ぎ,今後も交流拠点としての機能を担うことなどから,過去と未来,日本と世界,そして多くの人々をつなぐ結節点として,街全体の発展に寄与するよう選定された.
また,新駅の照明デザインについては,東京駅丸の内駅舎ライトアップを手掛け,世界で活躍している照明デザイナーの面出薫(めんでかおる)氏に依頼する.コンセプトは「街のランドマークとなる暖かな光の駅舎」とし,建築の特徴である大屋根を照らすことで,柔らかな光に包まれたコンコースとなる予定.
写真はいずれもJR東日本のニュースリリースから