東武鉄道では,2018(平成30)年12月2日(日),南栗橋車両管区・南栗橋工場において『2018 東武ファンフェスタ』が開催されました.
開催にあわせ,同管区春日部支所所属の500系「Revaty」502編成による,東武トップツアーズ主催の団体臨時列車『東武ファンフェスタ号』が,館林⇒成島⇒館林⇒東武動物公園⇒南栗橋の経路で運転され,そのまま車両撮影会場に乗り入れるツアーが組まれました.
今回は,下今市機関区所属でSL「大樹」けん引機のC11 207と,11月14日(水)に北海道江別市から搬入され,2020年冬の動態復元を目指しているC11 1が格納されている南栗橋SL検修庫の内部も,事前応募当選者ならびに小田急トラベル主催ツアー参加者に限り公開され,2両のC11形が並ぶ,とても珍しい光景を間近で見ることができました.
恒例の車両撮影会場では,502編成・70000系71701編成・60000系61603編成・20000系20400形21411編成(To BREX ラッピングトレイン)・350系351編成・200系207編成・100系103編成(日光詣スペーシア)が展示され,平成最後のフェスタだけとあって,その展示車両すべてが初めて「平成に営業運転を開始した車両」で揃えられました.
このほか,工場内見学や体験コーナー,埼玉県立春日部工業高等学校機械科電車班が製作した「ミニ500系Revaty」の体験乗車,沿線自治体や協賛企業による物販コーナーなど,会場はたくさんの人々でにぎわいました.
写真:南栗橋車両管区にて 2018-12-2
投稿:大塚 真