JR九州では,2018(平成30)年12月1日(土)の始発から,筑豊本線(若松線)若松駅の自動放送にジャズのメロディを導入すると発表した.
若松駅が所在する北九州市若松区には,大正から昭和初期に上海などから流入してきた「ジャズ」に触れた若者がジャズバンドを結成したという歴史があり,現在同区では,「九州ジャズ発祥のまち若松」としてまちづくりを進めている.
メロディは,列車接近時の予告音として約20秒間流れるほか,列車到着後にも約100秒間流れる.なお,それ以外の時間(9時〜17時)は,BGMとしてメロディを流す.
さらに今回のメロディ導入にあわせて,駅コンコースに若松区にジャズの音楽文化が栄えた背景などを紹介する「若松ジャズの歴史」のパネルを設置する.また,ホーム駅名標には,若松区のイメージキャラクターである「わかっぱ」のイラストを掲載する.
写真:JR九州BEC819系 編集部撮影 直方車両センターにて 2016-8-24(取材協力:JR九州)
※写真はイメージです.