相鉄グループの相模鉄道では,「相鉄線アプリ」を全面リニューアルし,2018(平成30)年12月13日(木)からApp StoreとGoogle Playで無料配信を開始すると発表した.
これは,2008(平成20)年から配信していた「相鉄アプリ」をリニューアルしたもので,輸送障害発生時の迅速,正確な情報提供と,相鉄線利用者のさらなる利便性向上を図る.
アプリは,列車の走行位置をリアルタイムで確認できる「列車走行位置」や,相鉄線全25駅の改札口の混雑状況がわかる「Station View」(ステーションビュー)機能があり,駅の改札口付近に設置しているデジタルサイネージと同じ内容を確認できる.また,列車の運転見合わせなどが生じた場合には,他社への振替輸送の経路を検索できるなど,利用客からの要望が多い列車の運行情報を中心に機能を追加した.
さらに,増加するインバウンド(訪日外国人)対応として4か国語(日・英・中・韓)の多言語表記や,相鉄線内に関する問合せを会話形式で回答する「チャットボット」(自動会話プログラム),画面の着せ替え機能などを備え,相鉄線利用者に密着したサービスの提供を目指す.
写真:相模鉄道のニュースリリースから