トミーテックは，EF64形1000番台（新塗装），DF200形2種（50番台・新塗装／200番台）をNゲージスケールで製品化すると発表しました．
　EF64形1000番台（新塗装）は，「JRF」のマークがなくなったJR貨物更新車で，電暖表示灯が撤去された姿を再現．クーラーパーツは角が丸いタイプを取付け済みで，選択式の車番プレート（1020・1027）が付属します．前面手すり（縦）・解放テコ（グレー）・作業灯ジャンパ栓は別パーツで再現されます．また，フライホイール動力を採用し，パンタグラフはPS22C形を装備．運転台はシースル表現となります．
　DF200形50番台は，「JRF」マークがなくなった姿を再現し，選択式プレートの車番（55・57・58・59）が付属します．またDF200形200番台は，100番台から改造され，北海道から本州に転属したグループで，変更された床下機器を新規制作で再現します．また車番も選択式プレート（216・220・222・223）が付属します．
　このほか，貨車関連では，“カンガルーライナーSS60”などに使用される西濃運輸のU54A形コンテナを搭載したコキ107形と，スカイブルー＋銀帯の2色帯が入ったタキ1000形（日本オイルターミナル）の初期車が製品化されます．
　コキ107形は単品と限定品の4両セットを設定．コキの車番・搭載コンテナ番号は印刷済み（4両セットはすべて異なる車番・番号）で．コキの車番変更用の「転写シート」も付属します．
　タキ1000形は，単品と限定品の2両セットを設定．車番・常備駅表示（単品：八王子駅，2両セット：郡山駅）が印刷済み（2両セットはそれぞれ異なる車番）で，車番・常備駅表示変更用の転写シートが付属します．なお，2両セットの車両ケースは，タキ1000形12両と，単品車両製品の発泡（M・S）をどちらか1両分収納が可能です．

写真：JR貨物EF64 1027号機　　編集部撮影　　大宮車両所にて　　2017-10-12（取材協力：JR貨物
※写真は実車イメージで，製品のプロトタイプと仕様が異なる場合があります．
※価格・発売時期は変更となる場合があります．