JR貨物では,2018(平成30)年10月8日(月祝)稲沢発,翌9日(火)塩浜着の6287列車(石油製品輸送用タンク車・返空)のけん引に,愛知機関区所属のDE10 1592が充当されました.同列車は,所定であれば,同じく愛知機関区所属のDD51形の仕業ですが,現在も山陽本線災害による,貨物列車のう回運転(伯備線・山陰本線・山口線経由)が実施されているため,機関車運用の変更が継続中であり,DE10形が充当されています.
DE10 1592は,同区所属のDE10形で唯一,旋回窓を装備した寒冷地向けの仕様で以前から話題となっており,塩浜での入換終了後,2番線(出発線)で発車待ちの際,1番線(到着線)に到着した,続行の5263列車(DF200-223けん引)と並ぶ場面も見られ,かつて寒冷地で活躍していた機関車同士の並ぶ姿が,注目を集めました.
写真:四日市—塩浜間にて 2018-10-9
投稿:志摩 敬