大阪モノレールを運営する大阪高速鉄道では,2018(平成30)年9月18日(火),新形車両の3000系を報道陣に公開した.
今回,公開されたのは大阪空港方から3650+3550+3250+3150の4両編成.日立製作所で製造されたもので,7月13日(金)・14日(土)に2両ずつが車両基地に搬入された.
外観デザインは,先頭車の大きな丸みが特徴で,編成全長にわたって円弧状の帯が配置されている.
車内は,ロングシートを中心とした座席配置で,ロングシートは座面幅480mmの個別シートとなっている.先頭車の運転台後方には,前面展望が可能なクロスシートと,こどもたちも楽しめるよう,床を1段高くするなど配慮された「キッズスペース」が設置されている.
3000系は,2018(平成30)年4連1本が導入され,今後,1000系車両の代替として導入を進め,合計9編成が導入される予定.
第1編成については,10月13日(土)に一般向けの試乗会を開催(→鉄道イベント2018年9月18日掲載記事)し,10月21日(日)から営業運転が開始される.
写真はすべて松本洋一撮影 大阪モノレール車両基地にて 2018-9-18(取材協力:大阪高速鉄道)