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特集 211系顔の電車たち
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227系1000番台が報道公開される

227系1000番台が報道公開される

JR西日本は,2018(平成30)年9月8日(土)に,227系1000番台を報道陣に公開した.

 227系1000番台は,和歌山線・桜井線と紀勢本線の一部に投入される2両編成で,これまでの近畿エリアの車両デザインを継承し,車体には,奈良と和歌山に共通する文化・歴史・自然の奥深さを表現した緑色が配されている.
 車内はオールロングシートで,各扉上にはLED式の案内表示器が設置されている.ワンマン運転に対応し,整理券のほか,2020年春にサービスが開始される予定の車載形IC改札機も設置されている.

227系1000番台が報道公開される

 今回公開されたのは,クモハ227-1001+クモハ226-1001の2両で組成されるSD01編成で,SD02編成(クモハ227-1002+クモハ226-1002)とともに川崎重工で製造されたもの.9月3日(月)に兵庫から鷹取まで甲種輸送されたあと,試運転を実施している.所属標記は「近ヒネ」で,吹田総合車両所日根野支所に配置される.クモハ227-1001とクモハ227-1002は運転台側に霜害対策の第2パンタグラフを装備しているが,第2パンタグラフは一部の車両にのみ取り付けられる.
 227系1000番台は2連28本が製造され,2019年春から順次営業運転を開始し,2020年春には既存車両の置換えを完了する予定.

写真はすべて編集部撮影  吹田総合車両所にて  2018-9-8(取材協力:JR西日本)

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