島原鉄道は,2018(平成30)年8月4日(土)にダイヤ改正を実施すると発表した.
今回の改正では,鉄道・バス・フェリーを可能な限り“つながる”ダイヤとし,同社の2018(平成30)年度のキャッチコピーである「つなぐ島鉄つながる島原」の実現を図る.
鉄道では,九州新幹線西九州ルート開業に向けた諫早駅の改修工事により,JR諫早駅が橋上化(3階)となり,乗換えの場合の移動距離が長くなるため,乗継時間を考慮した時刻設定とする.
10時台から16時台では,各便の発車時刻をおおむね同一時刻に設定するほか,熊本方面の航路の利用客や,島原市内観光客の利便性を向上させるため,島原外港—島原間に上り5本,下り4本を新規に設定する.
本諫早—諫早間については,早朝6時台を上下1便ずつ増便(土日祝日は運休)し,現在,南島原始発(18時09分発)諫早行きについては,島原外港始発に変更して運転する.
また,諫早駅発7時台の急行を普通に変更し,諫早—島原外港間の急行列車を上下1便ずつ減便する.
乗合バスは,鉄道やフェリーとの乗り継ぎを改善し,地域住民や観光客に対する利便性を向上させる.また,利用状況に応じた効率的な運行を図るため,利用者が比較的少ない土日祝日を中心とした運行回数の見直しを実施する.
写真:島原鉄道キハ2500形 編集部撮影 新潟鐵工所 大山工場にて 1994-11-7(取材協力:新潟鐵工所)