JR貨物では,2019(平成31)年4月1日(月)から,制服をリニューアルすると発表した.
これは,2017(平成29)年4月に会社発足30周年を迎え,これを機に同社のイメージアップと社員のモチベーションアップを目的として行なわれるもので,「イメージの刷新」「機能性」をコンセプトに,デザイン,色調,素材を含め,新しい価値を生み出す物流,次代をひらく新しい仕事への挑戦,人間味あふれる企業にふさわしいイメージで,安全性と動きやすさに優れるものとした.
対象は駅・保全などの一般服,運転士服,検修服で,これまで一般服にのみ設定されていた一般社員用,助役用,現場長用の区分を運転士服,検修服にも設定する.各階級は袖の階級章と帽子のラインで判別できるようにする.
一般服は,生地を現在の無地単色から2色に,運転士服は,帽子を現在のキャップ形からドゴール帽に変更.検修服は,生地を無地単色から3色とし,盛夏衣は生地を現在の無地単色からストライプに変更の上,消臭加工を追加した.また,各階級章はマジックテープ方式の採用でコストの削減を図っている.
写真:左から一般服男性用・一般服女性用・運転士服・検修服・盛夏衣(JR貨物のニュースリリースから)