東京都新宿区のヨドバシカメラ西口本店では『鉄道模型ショー』が開催されています.
これは,ゲーム・ホビー館3階で行なわれているもので,トミーテック・カトー・グリーンマックス・マイクロエース・ビコムの5社が出展しています.同店でこのようなイベントが行なわれるのは,今回が初めてとなります.
トミーテックでは,先ごろ製品化が発表された「ハローキティ新幹線」のほか,JR西日本35系4000番台などNゲージ・1/80スケール16.5mmゲージのサンプルが展示されています.同じく製品化が発表され注目されているNゲージ小田急ロマンスカー70000形については,先頭部分のモックアップが初めて一般公開されていて,その造形を間近で見ることができます.
ジオコレでは,2018(平成30)年11月発売予定の鉄道コレクション第27弾のうち,東武5050系,相鉄3010系,西武401系が展示されているほか,今後発売予定の各商品サンプルも展示されています.
カトーでは,スマートフォン・タブレットからBluetoothで接続して鉄道模型を運転できる「スマートコントローラー」のデモンストレーションが行なわれています.カードを差し替えて列車の音を楽しむことができる「サウンドボックス」については,取材時は7月下旬に発売予定となっている『サウンドカード <485系>』の音を聞くことができました.
発売予定製品については,E231系3000番台八高線・川越線,35系4000番台, 119系飯田線,クモユニ147飯田線などのサンプルが展示されています.
グリーンマックスでは,新製品の「東急2020系(田園都市線)」と「京急2100形(けいきゅん号)」のサンプルが展示されています.東急2020系については,前照灯が点灯した状態で展示されていて,6灯のヘッドライトが点灯するようすを見ることができます.
同社では,2015(平成27)年に発売されたE653系以降の完成品に搭載されているコアレスモータ搭載動力ユニットについて,既存のキットにも対応した台車枠・床下機器パーツの充実を進めていて,会場ではキットに取り付ける方法などの説明を受けることができます.
マイクロエースでは,新製品サンプルの展示のほか,開発中の鉄道模型用車載スピーカーシステム「マイクロスピーカーシステム」のデモが行なわれています.
これは,80mm×10mm×7mmの基盤上に高音質なスピーカーを搭載し,スマートフォンなどからBluetooth接続により音声を再生するもので,ZゲージからNゲージ,HOスケールなどの鉄道模型はもちろん,ミニカーやフィギュアにも搭載することができます.会場では,鉄道模型,フィギュア,ミニカーから音が流れる様子を確認できるようになっています.
ビコムでは,先ごろKATOから製品化が発表された「ななつ星 in 九州」,トミーテックから製品化が発表された小田急70000形ロマンスカー「GSE」の紹介にあわせて,「クルーズトレイン『ななつ星☆九州に煌めく』ブルーレイ+DVDセット」と「小田急 ロマンスカーの軌跡」がモニタで上映されています.期間中にビコムの商品を購入された方には,購入者特典のDVDがプレゼントされる企画も行なわれています.
この『鉄道模型ショー』は,2018(平成30)年7月14日(土)・15日(日)の両日,11時から17時まで開催されています.
写真はすべて編集部撮影(取材協力:ヨドバシカメラ)