JR四国では,2018(平成30)年7月3日(火),2000系試作車「TSE」を使用した団体臨時列車が高松→宇多津→岡山→多度津→多度津工場間で運転されました.
これは,「さよならTSE」カウントダウン乗車ツアーの最後の第三弾『カウント1 ほんとにお別れ TSE!多度津工場への旅』にともなうもので,多度津工場へ入場後は,ツアー参加者向け撮影会が行なわれ,2018(平成30)年3月末で除籍された,8000系特急形電車S1編成も並べられました.
2000系試作車「TSE」は,この後,ツアー参加者でカウントダウンを行ない,多度津工場長の合図で機関を停止し,およそ30年の歩みを止めることになりました.総走行距離は600万キロを越え,およそ地球を150周したことになります.
四国の鉄道網の高速化を築いた車両のため,今後は保存も検討しているとのことです.
写真:多度津工場にて 2018-7-3
投稿:二宮 幸嗣