JR西日本は,2018(平成30)年6月25日(月),サンリオの人気キャラクター「ハローキティ」とコラボレーションした「ハローキティー新幹線」を博多総合車両所にて報道陣に公開した.
これは,西日本の地域活性化をめざすプロジェクトの一環として企画されたもので,2018(平成30)年5月まで「500 TYPE EVA」となっていた500系V2編成を改装したもの.
外観は地域を「つなぐ」「結ぶ」という思いが詰まったリボンをモチーフにデザイン.先頭車両(1・8号車)では制服を着た「ハローキティ」のイラストが,各号車には地域限定デザインの「ハローキティ」が配されている.
1号車には,「HELLO! PLAZA」として西日本各地域の魅力と触れ合うことができる展示スペースが設置されている.2号車は「ハローキティ」の世界観を楽しめる「KAWAII! ROOM」として,床をピンクに,腰掛にも「ハローキティ」を配したデザインとなり,「ハローキティ」と記念撮影を行なえるフォトブースも設置されている.
「ハローキティ新幹線」は6月30日(土)から“こだま”730号・741号として,山陽新幹線新大阪—博多間で営業運転を開始する.1号車「HELLO! PLAZA」では,7月から9月まで「山陰デスティネーションキャンペーン」が開催される鳥取県と島根県を取り上げ,「鳥取 ハローキティ」「島根 ハローキティ」とともに,鳥取・島根両県の魅力が紹介される.なお,運転日についてはハローキティ新幹線のWEBサイトに掲載されている.
写真はいずれも松本洋一撮影(取材協力:JR西日本)
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