東武鉄道では,南栗橋車両管区所属の1800系1819編成が,2018(平成30)年5月20日(日)に運転された,東武トップツアーズ主催による団体臨時列車『ありがとう1800系ラストラン記念ツアー』を最後に,すべての営業運転が終了し,引退しました.
当日は,かつて運転されていた“ビジネスライナーりょうもう”ふうにデザインされた「団体専用 ありがとう1800系 SINCE1969」ヘッドマーク,両先頭車の前面窓左上には「ラストラン 2018.5.20」と書かれた行先板が掲示され,(南栗橋→春日部→)東武動物公園→赤城→太田→伊勢崎→浅草(→南栗橋)の経路で運転されました.※( )内は回送
伊勢崎線系統の急行“りょうもう”専用車両としてデビューし,後継車である200・250系への置換え以降は,おもに団体臨時列車や多客期の臨時列車として最後まで使用されてきた1819編成の引退で,1800系の系譜を引き継ぐ車両は,同系の改造車である350系(もと1813・1816編成)を残すのみとなりますが,こちらについても今後の去就がますます注目されそうです.
写真:細谷—木崎間にて 2018-5-20
投稿:大塚 真