JR西日本・南海,なにわ筋線事業を推進

JR西日本と南海電気鉄道では,なにわ筋線事業における関西高速鉄道株式会社への民間出資必要額330億円の全額を2社で負担すると発表した.
 なにわ筋線の総事業費が3300億円で,うち2割(660億円)を出資金とし,大阪府と大阪市が地方出資として165億円ずつ,またJR西日本が145億円,南海電鉄が185億円をそれぞれ負担する.
 なにわ筋線は,2023年春開業予定の北梅田駅(仮称)とJR難波駅および南海電鉄の新今宮駅をつなぎ,阪和線,南海本線を介して,梅田,中之島,難波と新大阪,関西国際空港とを結ぶ路線として計画されている.路線の開通により,関西空港へのアクセス強化,新大阪や大阪都心部と大阪南部地域などとの直結,広域的な観光拠点間の交流の誘発,うめきたエリアの拠点性向上や中之島エリアのまちづくり促進,なんばエリアへのアクセス性の向上などの効果が期待されており,関西の成長に資する鉄道ネットワークの充実をめざす.今後は引き続き大阪府・大阪市と連携し,早期事業化に向け,関係先と協議・検討が進められる.

掲載

鉄道ファン2019年2月号