JR東日本と日本レストランエンタプライズは,2018(平成30)年2月3日(土)から,常磐線普通列車グリーン車の車内販売で,Suica等交通系電子マネー決済サービスを先行導入した.
首都圏の普通列車グリーン車では,ビールなどのアルコール類,ソフトドリンクやおつまみ品などを販売しており,現在は現金決済のみとなっている.今回,新開発の汎用スマートフォンを活用したクラウドPOS形ハンディ端末を導入することにより,決済環境を向上させる.なお,車内でのグリーン券の発売は,これまでどおり現金決済のみとなる.
先行導入区間は,常磐線品川—勝田間(一部列車や区間を除く)で,今回の結果を踏まえ,今後,首都圏のすべての普通列車グリーン車への本格的な導入や,端末ソリューションの外販も検討する.
写真:新開発の汎用スマートフォンを活用したクラウドPOS形ハンディ端末(JR東日本のニュースリリースから)