JR九州は,「D&S列車」について,2018(平成30)年度の運転計画を発表した.
特急“ゆふいんの森”は,久大本線の復旧までの間,博多—由布院間を小倉経由で1日最大2往復運転する.3月17日(土)以降は,現在運転している“ゆふいんの森”と比較して,博多—由布院間の所要時間を最大で1時間38分短縮する.“ゆふいんの森”91・92号は毎日運転,93・94号については,2018(平成30)年3月1日(木)から5月7日(月)までの運転日数は計48日となる.
三角線の特急“A列車で行こう”は,熊本—三角間を1日3往復し,2018(平成30)年3月から2019年1月までの間,土日祝日を中心に計166日運転(うち平日を中心とする43日は1日2往復).三角港から出港するシークルーズ「天草宝島ライン」にも引き続き接続する.
特急“あそぼーい!”については,別府—大分—阿蘇間での通年運転となり,2018(平成30)年3月から2019年2月までの間,土日祝日を中心に1日1往復,計191日運転する.また運休日には,同時刻で特急“九州横断特急”が運転される.
鹿児島本線・肥薩線系統では,特急“かわせみ やませみ”が,熊本—人吉間を3往復毎日運転.“SL人吉”については,3月から11月までの間,熊本—人吉間を1日1往復,土日祝日を中心に計128日運転する.また,特急“いさぶろう・しんぺい”については,1・4号が熊本—人吉間を1日1往復,2号が人吉—吉松間を1日1往復運転する(人吉—吉松間は,普通列車).原則毎日運転だが,2018(平成30)年6月27日(水),9月26日(水),12月26日(水)および2019年3月27日(水)は,線路工事にともない運休となる.
肥薩線・日豊本線の特急“はやとの風”は,吉松—鹿児島中央間を1日2往復運転.2018(平成30)年3月については,28日(水)を除いて毎日運転だが,4月から2019年2月までは,8月の夏休み期間など行楽シーズンを除き,土日祝日を中心とする運転に変更.計210日の運転となる.
このほか,指宿枕崎線の特急“指宿のたまて箱”は,鹿児島中央—指宿間を1日3往復(毎日運転),日豊本線・日南線の特急“海幸山幸”は,宮崎—南郷間を1日1往復,土日祝日を中心に計173日運転する.
なお,“SL人吉”を除く「D&S列車」については,2018(平成30)年3月17日(土)のダイヤ改正前後で,一部列車時刻の変更が実施される.