JR四国では,観光列車「四国まんなか千年ものがたり」,「伊予灘ものがたり」,「しまんトロッコ」,“志国高知 幕末維新号”の2018年度上半期(4月~9月)の運転計画を発表した.
「四国まんなか千年ものがたり」は,毎週金・土・日曜日と祝日のほか,沿線の桜が見ごろを迎える4月2日(月)に運転し,上半期の運転日数は合計85日(前年同期比21日減)となる.また,下り「そらの郷紀行」では,地元の方のおもてなしがある多度津—金蔵寺間の千代池付近を通過する際に,新たに徐行運転を行なうため,多度津駅の出発時刻が3分早まる.
「伊予灘ものがたり」は,毎週土・日曜日と祝日のほか,沿線の桜が見ごろを迎える4月6日(金)と夏休み期間中である8月の金曜日にも運転し,上半期運転日は65日(前年同期比17日減)となる.
「しまんトロッコ」は,4月,5月と7月14日(土)〜16日(月祝)の毎週土・日曜日と祝日,7月21日(土)〜8月31日(金)の毎日,9月の毎週土・日曜日と祝日に運転し,上半期運転日は77日(前年同数)となる.また,“しまんトロッコ”2号(宇和島発窪川行き)では予土線3兄弟をより楽しめるよう,「鉄道ホビートレイン」と行き違いとなる吉野生駅を4月1日(日)以降,停車駅として追加する.
“志国高知 幕末維新号”は,3月3日(土)から5月までの毎週土・日曜日と祝日に運転する.また,下り「龍馬立志の巻」の岡山,高松方面からの接続改善を図るため,高知駅出発時刻を16分早める.鏡川橋梁(高知商業前—朝倉間)付近や,2017(平成29)年に須崎市のキャラクター「しんじょう君」仕様となった土佐新荘駅付近で,新たな徐行運転を行なうことから,一部運転時刻が見直される.このほか,見どころである仁淀川橋梁や,安和駅周辺でより景色を楽しめるよう一部運転時刻を見直す.