相模鉄道は,2018(平成30)年1月17日(水),20000系車両を報道陣に公開した.
20000系は2022年度に開業する予定の相鉄・東急直通線向けに導入されたもので車体寸法は一番狭い東急目黒線に対応している.
今回公開されたのは,横浜方からクハ20101+モハ20201+サハ20301+モハ20401+モハ20501+サハ20601+モハ20701+サハ20801+モハ20901+クハ20001の10両.車体は濃紺色の「ヨコハマネイビーブルー」をまとうアルミ製.
車内は,天井中央部を高くし,ロングシートの端部には強化ガラスを使用した仕切り板が設置されている.ベビーカーや車椅子用のフリースペースは全車両に設置され,優先席の一部は,座りやすいように座面を高くし,大形の荷物を座席下に収納できる「ユニバーサルデザインシート」となっている.
この20000系は2月11日(日祝)から営業運転を開始する.今後,同社では,JR東日本乗入れ用の車両を導入し,20000系の増備はJR直通線の開業後となる予定.
写真はいずれも編集部撮影(取材協力:相模鉄道)