川崎重工で製造されていた,あいの風とやま鉄道の521系1000番台2両(クモハ521-1001+クハ520-1001)が,2017(平成29)年12月12日(火)に兵庫から富山貨物まで甲種輸送されました.
兵庫→神戸(貨タ)→吹田(貨タ)間は岡山機関区所属のDE10 1743が,吹田(貨タ)→富山貨物間は富山機関区所属のEF510-513がそれぞれけん引しました.
同社所有の521系は,これまでJR西日本521系2次車を譲受したもののみでしたが,今回新たに製造された521系はJR西日本所有の521系3次車が車体のベースで製造され,新たに1000番台を名乗っているのが特徴となっています.車体側面のデザインは,これまでと同様,あいの風とやま鉄道線内で海側がグリーン,山側がブルーを基調としたものとなっています.
今後は同社所有の413系の置換え用として,6年間で5編成が順次導入される予定となっています.
写真:茨木にて 2017-12-12
投稿:高木 善晴