小田急電鉄では,2014(平成26)年から新宿駅中央連絡口改修工事を進めており,2017(平成29)年12月15日(金)から,全面リニューアルした新宿駅西口地下改札内トイレの使用を開始すると発表した.
今回のリニューアルでは,「駅の喧騒の中、ひととき安らぎを感じる場所としてのトイレ」をコンセプトに,丸みを帯びたデザインを多く用いている.男女ともブース数を増設(女性5ブース,男性1ブース,小便器1台)し,洋便器はすべてウォシュレット付きとした.また,天然オイルを活用したアロマや,四季にあわせた生花を設置することで,癒しの空間を創出する.
このほか,同社の駅施設では初めてとなる授乳室やオムツ替え室,子どもトイレを設けるとともに,新宿駅構内の全トイレの空室が分かる情報ディスプレイをトイレ内に設置する.また,公式スマートフォンアプリ「小田急アプリ」で個室トイレの空き情報を確認できるようにし,交通系ICカードなどを利用してトイレ利用客の大形荷物を一時的に保管する装置「Baggageport(バゲッジポート)」を設置する.
小田急,新宿駅西口地下トイレを全面リニューアル
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