京成電鉄では,サービス向上を図るため,3000形および3700形車両の車内案内表示器をLEDタイプから液晶ディスプレイ(LCD)タイプに変更すると発表した.
3000形については25編成152両が対象で,17インチLCDに改修し,2017(平成29)年12月1日(金)から順次営業運転を開始する.また,3700形については,14編成108両が対象で,19.2インチLCDに改修し,一部の編成はすでに10月13日(金)から営業運転を開始している.
改修後は,よりわかりやすい停車駅などの案内や,多言語(日本語・英語・中国語・韓国語)での案内が可能となり,訪日外国人向けの利便性も向上させる.2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックを見据え,2019年度中に工事を完了する予定で,3000形,3700形の全編成が液晶ディスプレイを装備した車両となる.
写真:京成電鉄のニュースリリースから