三菱電機は,2017(平成29)年11月29日(水)から12月1日(金)までの間,幕張メッセにて開催される「第5回 鉄道技術展」に出展すると発表した.
テーマは「あなたとつながる,未来につながる“NEXT INTELLIGENT RAIL SYSTEM”」で,鉄道の輸送効率向上と省エネ化をはじめ,車両・設備のメンテナンスにおける業務効率化と精度向上や,旅客サービスのバリアフリー化など,同社ならではの豊富で幅広い機器ラインナップによる鉄道トータルソリューションを紹介する.
写真提供:三菱電機
開催日時 | 2017(平成29)年11月29日(水)~12月1日(金)10時~17時 |
会場 | 幕張メッセ国際展示場 (千葉県千葉市美浜区中瀬2-1) ※三菱電機ブースは,7ホール C-18ブース |
内容 | ■輸送ソリューションコーナー 信頼性の高い鉄道輸送に貢献する輸送ソリューションや省エネ技術を紹介. ●地上設備の低減に寄与する,高度な通信技術を活用した「無線式列車制御システム」 ●鉄道輸送の新たな可能性を提案する,準天頂衛星システム活用の「高精度位置把握技術」 ●電力線トラブル時の電力損失を最小限に抑える「高速遮断技術」(デモ展示) ●列車の回生電力の余剰分を駅設備で有効活用する「駅舎補助電源装置(S-EIV®=Station Energy Saving Inverterの略)」:11月29日(水)・30日(木)の両日のみ実機を屋外展示 ■メンテナンスソリューションコーナー 保守業務を支援するメンテナンスソリューションを紹介. ●地車間連携保守支援システム(デモ展示) ●メガネ形端末に配電盤などの点検対象の情報を表示する,AR活用の「保守作業支援システム」(デモ展示) ●車両を走らせるだけで軌道上の計測を行う,三次元計測車両「MMSDⅡ™(=Mitsubishi MMS for Diagnosisの略)」:11月29日(水)・30日(木)の両日のみ実機を屋外展示 ■次世代安全・安心ソリューションコーナー> 「将来の駅・車両の円滑で快適な交通システム」コンセプト. ●車いすなどの幅を制限されないゲートのない駅入出場システム(デモ展示) ●サポートが必要な人などを見分ける,AI活用の画像解析技術(デモ展示) ■出展の見所など ●地車間連携保守支援システムの実演 列車上の列車統合管理装置「TCMS(=Train Control and Monitoring Systemの略)」と地上システムとの通信で,実際に走行している列車の運転台情報をリアルタイムに車両基地などでモニタリングし,車両各機器の状態を確認できる技術を実演 ●「将来の駅・車両の円滑で快適な交通システム」コンセプト ゲートのないフラットな駅の改札など,車いすやベビーカー利用者も便利で快適に使える将来の鉄道駅ソリューションを展示. |
このほか | 「第5回 鉄道技術展」の詳細については鉄道イベント11月16日掲載記事をご覧ください. |
ご案内 | 三菱電機ニュースリリース(PDFファイル) |