JR東日本秋田支社は,秋田県・秋田市と連携して取り組む「ノーザンステーションゲート秋田プロジェクト」の一環として2017(平成29)年4月1日(土)に開業した,JR秋田駅およびJR秋田西口駐車場ビルが「ウッドデザイン賞2017」を受賞したと発表した.
「ウッドデザイン賞」は,2015(平成27)年に創設された,木の良さや価値を再発見させる製品や取組について,特に優れたものを消費者目線で評価し,表彰する新しい顕彰制度で,「木のある豊かな暮らし」が普及・発展し,日々の生活や社会が彩られ,木材利用が進むことを目的としている.
今回は,JR秋田駅を中心とした中心市街地において,周辺施設の木材活用の動きに協調し,行政,大学,地元企業が連携して,駅,自由通路,待合ラウンジなどを県産材による統一したデザインで木質化し,観光客などには林業県の秋田らしさを体感できる空間,また,地元住民には,居心地の良さから訪れたくなる場所の創出を目指した点が受賞につながった.
写真:JR東日本秋田支社のニュースリリースから(撮影:淺川 敏)