京成電鉄は,“スカイライナー”を中心に運用しているAE形車両について,車椅子スペースを増設すると発表した.
これは,車椅子を使用する乗客へのサービス向上,および2020年に開催される「東京オリンピック・パラリンピック」を見すえて,車内バリアフリー設備の更なる充実を図るもの.
写真:京成電鉄AE形 宗吾車両基地にて 編集部撮影 2009-5-20(取材協力:京成電鉄)
AE形の車椅子スペースは,5号車に1ヵ所が設置されていたが,工事後は2ヵ所となる.また,既存車両の車椅子スペースと同様,非常通報装置や手すりなどを設置し,利便性および安全性に配慮した車いすスペースとしている.増設工事が施行された最初の編成は,2017(平成29)年10月21日(土)から営業運転を開始しており,工事は2018(平成30)年度中に完了する予定.