JR東日本は,E001形「TRAIN SUITE 四季島」が2017年度「グッドデザイン・ベスト100」を,またJR東日本グループであるJR 東日本ウォータービジネスが,「イノベーション自販機」と「acure pass(アキュアパス)」について,「グッドデザイン賞」を受賞したと発表した.
E001形「TRAIN SUITE 四季島」は,移動によってもたらされる体験自体が魅力的にデザインされており,移動が旅の中心となることで,沿線の多様な文化や地域資源の発見,地域活性へつながる点が評価されている.また,同車両については「グッドデザイン大賞候補」にも選出されている.
「イノベーション自販機」は,通常のサイネージ形自販機の役割に加え,スマートフォンアプリ「アキュアパス」で事前に購入したドリンクを受け取ることができる,新しいカタチの自販機サービスであり,利用客の購入アクションでは徹底的な「シンプルさ」を,自販機筐体のデザインでは「目新しさ」と「自販機らしさ」の両立を目指した点が評価されている.
なお,JR東日本の「グッドデザイン賞」受賞は2016年の「気仙沼線/大船渡線BRT」などに続くものとなっている.
写真:JR東日本E001形 編集部撮影 川崎重工業兵庫工場にて 2016-8-24(取材協力:JR東日本・川崎重工業)