関東鉄道は,2017(平成29)年10月14日(土)に,常総線・竜ヶ崎線のダイヤを改正すると発表した.
常総線では,下館—守谷間の上り快速列車の到達時間を最短44分(1分短縮)として所要時間が短縮されるほか,取手—下館間で8時30分から17時40分までの直通運転を増やして,利便性の向上を図る.これにより,水海道駅での乗換え時間を削減でき,所要時間は最大4分短縮される.
他社線との接続に関しては,水海道駅始発取手行きの列車を6分繰り上げることで,守谷駅で現在運転している1本前のつくばエクスプレス(TX)線上り秋葉原行きに接続するほか,取手発最終下妻行きの列車を2分繰り下げて,1本後の常磐線下り列車と接続する.さらに,JR常磐線のダイヤ改正にあわせて,おもに上野東京ライン直通列車(特別快速含む),つくばエクスプレス(TX)線などへの接続改善を行ない,利便性の向上を図る.
竜ヶ崎線では,おもに上野東京ライン直通列車(特別快速・一部特急含む)への接続調整を図るほか,佐貫発最終竜ヶ崎行きの列車を1分繰り下げて,接続時間の拡大が行なわれる.
写真:関東鉄道キハ5010形 編集部撮影 水海道車両区にて 2017-2-25(取材協力:関東鉄道)