京急電鉄では,2階建てオープントップバス「KEIKYU OPEN TOP BUS」を導入し,2017年秋に三浦半島で運行すると発表した.
このバスは,三菱ふそうエアロキングで,2階席42名(1階席は補助席)の定員,全長11.99m.2階席の屋根がなく開放的な空間で,約3.5mの高さから雄大な空や海,大根畑など三浦半島ならではの美しい景色を見晴らすことができ,オープントップバスでしか味わえない風景や風,香りを楽しめるものとなっている.
車体は京急電鉄の主力車両である2100形をイメージしたカラーリングで,前面には,京急のマスコットキャラクター「けいきゅん」の顔がデザインされている.2階席の床や壁,座席などは2100形をイメージしたカラーリングになっており,1階では,2100形で実際に使用されているクロスシート生地やカーテンが採用され,窓下の壁や床も類似カラーとなっている.また,ナンバープレートは,モデルの車両となった2100形にちなんで「21-00」となっているほか,2019(平成31)年に開催される「ラグビーワールドカップ」を記念して交付される,記念ナンバープレートのデザインが採用されている.
「KEIKYU OPEN TOP BUS」は,2017(平成29)年秋から運行を開始し,三浦半島を熟知したバスガイドが見どころを案内する.なお,運行の詳細については9月下旬ごろ発表される予定.
写真はいずれも京急グループのニュースリリースから