JR西日本では,大阪環状線・片町線(学研都市線)の京橋駅周辺地区が,政令で都市再生緊急整備地域に指定されたことを受け,京阪ホールディングスと共同で将来のまちづくりに向けて,交通結節点としての機能整備に連携して取り組むと発表した.同社では,ターミナル駅としてふさわしい機能を整備することを目的に,リニューアル工事を開始する.
北口では,駅舎デザインを刷新し,利用客や地域住民に親しまれる駅を目指す.また,床面・壁面・天井の美装やLED照明化により,明るくきれいな空間を作るとともに,駅店舗のリニューアルで快適性や利便性の向上を図る.
このほか,駅構内のトイレのリニューアルやエレベーター・エスカレーターの増設,案内サインの改良を実施し,コンコースからホームまでの移動時間の短縮や乗換え案内の改善を行なう.
2017(平成29)年8月下旬から工事に着手開始し,2021年までに完成する予定.
写真:京橋駅北口改良後イメージ(JR西日本のニュースリリースから)