北海道遠軽町丸瀬布の丸瀬布森林公園いこいの森は,2016(平成28)年の大雨被害により大きな被害を受け,キャンプ場も本来の3分の2程度しか使用できない状態で, 現在も復旧工事中です.同地で運転され,北海道遺産ともなっている森林鉄道蒸気機関車「雨宮21号」は関係者の懸命の復旧工事により,2017(平成29)年もシーズン当初から運転されています.
同機は通常日中時間帯のみの運転となっていますが,8月5日(土)から6日(日)にかけて開催された『まるせっぷ観光まつり』にあわせて,8月5日一晩のみ「雨宮21号ミッドナイトラン」と称して,日没後,機関車および客車に電飾を施して運転されました.19時20分,19時35分,21時ちょうど,21時15分の計4便が運転されましたが,運転していない時間帯も編成ごと留置され,写真撮影が可能となっておりました.留置されている間の時間帯には毎年恒例の花火が打ち上げられ,雨宮21号と花火の競演を見ることができました.
写真:丸瀬布森林公園いこいの森にて 2017-8-5
投稿:貞森 俊宏