相模鉄道は,相鉄グループ創立100周年を迎える2017(平成29)年12月から導入する20000系の第1編成が,2017(平成29)8月4日(金)にかしわ台駅に隣接する車両センターに到着したと発表した.
20000系は2022(平成34)年度下期に開業を予定している相模鉄道と東急電鉄直通線の車両として使用するもので,車両が製造された日立製作所笠戸事業所(山口県下松市)から機関車にけん引され,厚木操車場(神奈川県海老名市)に到着後,相模鉄道の事業用車両モヤ700系で相模鉄道の車両センターまで輸送された.
今後は,車両の整備や各種試験,乗務員の訓練などを行ない,12月の営業運転開始に向けて準備を進めていく予定.なお,20000系製造の様子は,デザインブランドアッププロジェクトの20000系公式ウェブサイトで公開されており,今回の輸送の様子も掲載される予定となっている.
写真上:車両センターに到着した20000系
写真下:相鉄線内でモヤ700系にけん引される20000系.相鉄線の駅には10両以上の編成が停車できないことから,輸送は8月2日(水)・4日(金)の2回に分けて実施された.
(2枚とも相模鉄道のニュースリリースから)