南海電気鉄道と泉北高速鉄道は,2017(平成29)年8月26日(土)に南海高野線と泉北高速鉄道線でダイヤ改正を実施すると発表した.
今回のダイヤ改正では,通勤の利用が多い朝と夕方以降の特急“泉北ライナー”を増発するほか,南海高野線から泉北高速鉄道線への直通列車の増発と運転間隔の均衡化を行なう.朝時間帯(6時〜10時)は,上り(難波方面)の準急行と区間急行の運転間隔を短縮・均衡化して,利用客の待ち時間短縮を図る.昼間時間帯(11時〜15時)では,ダイヤ改正前は毎時2本となっている区間急行を,上り(難波方面)・下り(泉中央方面)とも2本増発して毎時4本とする.夕方以降(16時〜)は,特急以外の泉北高速鉄道線直通列車をすべて準急行として増発する.
また,南海高野線の急行と各停の接続駅が,堺東駅・金剛駅から,主に堺東駅・北野田駅に変更となる.さらに昼間時間帯の南海高野線において,各停の運転本数を毎時6本から4本に変更するほか,そのほかの列車においても,平日ダイヤの南海高野線準急行(千代田駅7:30発〜難波駅8:12着)を泉北準急行に変更するなど,一部で見直しを行なう.
写真はいずれも泉北高速鉄道のニュースリリースから