JR東日本は,2017(平成29)年10月14日(土)に,上野東京ラインを中心にダイヤ改正を実施すると発表した.
上野東京ラインでは,常磐線直通列車が増発される.早朝時間帯の土浦方面からの普通列車2本を品川へ直通運転するほか,朝の通勤ピーク時間帯の運転本数を見直し,土浦方面からの上り電車21本中10本(特急1本,土浦方面からの普通列車4本,快速電車5本)が品川行きとなる.また夕方・夜間帯では,常磐線下り列車が1時間あたり6本(特急2本,土浦方面の普通列車2本,快速電車2本)が品川始発となる.
常磐線の特急“ひたち”・“ときわ”は,現在上野発着となっている一部列車を品川発着に変更する.これにより,データイムから最終列車まで品川駅を発着する特急列車が30分間隔となる.また,早朝・深夜の特急列車の始発,終着駅を変更し,日立エリアから東京方面への利便性を向上する.
このほか,上野東京ラインに直通する東海道本線,高崎線においても一部列車が10両編成から15両編成に変更され,混雑の緩和を図る.
写真:上野東京ラインを走行するE531系 御徒町にて 2015-6-14 撮影:百々貴俊