東武鉄道では,2017(平成29)年8月10日(木)に予定されているSL「大樹」の営業運転開始に向けた,各種試験や訓練などのため,5月9日(火)から鬼怒川線で日中の試運転が始まりました.
試運転には,鬼怒川温泉方からDE10 1099(けん引機)+スハフ14 5+オハ14 1+スハフ14 1が使用され,下今市(下今市機関区)—鬼怒川温泉間を3往復しています.4月25日(火)〜27日(木)の終車後に行なわれた夜間試運転と同様,搭載機器類の試験ならびに沿線信号設備の動作確認が目的と思われます.今後,5月14日(日)には鬼怒川線下今市—新藤原駅間の一部列車を運休(バス代行輸送)させて,C11 207けん引による初めての本線試運転が行なわれるようです.
写真:大桑—新高徳間にて 2017-5-9
投稿:大塚 真