東武鉄道では,2017(平成29)年4月21日(金)の伊勢崎線系統ダイヤ改正にともない,浅草—東武日光・鬼怒川温泉・会津田島間で運転されてきた「快速」・「区間快速」列車が,ダイヤ改正前日の4月20日(木)をもって運転が終了し,1958(昭和33)年の「観光快速」・「準快速」の運転開始から約60年の歴史に幕を下ろしました.
同時に,浅草—新栃木間において1往復のみ運転されていた「区間急行」も,同日をもって運転が終了し,特急列車を除き,日光線南栗橋駅を越えて運転される列車が,これですべて消滅しました.
いずれの列車も,南栗橋車両管区新栃木出張所の6050系が使用されていましたが,ダイヤ改正以降は日光線南栗橋駅以北のみの運用となります.
写真は,新鹿沼駅にて離合する,下り「区間快速」の最終である第47列車(浅草16時40分発→会津田島20時26分着)と,上り「区間快速」の最終である第56列車(会津田島16時00分発→浅草20時05分着)です.
写真:新鹿沼付近にて 2017-4-20
投稿:大塚 真