2017(平成29)年2月23日(木)から全般検査のために大宮総合車両センターに入場していた,新潟車両センター所属のクモヤ143-51が,3月21日(火),全般検査の最終工程となる構内試運転を大宮総合車両センター試運転線で実施しました.
荷物電車クモニ143-4を種車にした,クモヤ143-51ですが,今回の検査で正面の「1」のレタリングが無くなり,ますますかつてのクモニ時代をほうふつさせる姿となりました.
この「1」のレタリングは,現在,松本車両センターに所属している,もと同僚クモヤ143-52と区別するために,新潟車両センターの前身である上沼垂運転区に所属していたころに貼り付けられたものですが,同車が松本車両センターへ転属したため,判別の必要性もなくなったことから,張付けが見送られたものと思われます.
なお,同車は22日(水)に出場し,高崎車両センター高崎支所所属のEF64 1001のけん引で所属先まで配給輸送されています.
写真:鉄道博物館にて 2017-3-21
投稿:宮内 巧