東武鉄道では,2017(平成29)年3月5日(日),東上本線池袋→越生線越生間を直通する臨時列車“越生観梅号”が運転されました.
これは,埼玉県入間郡越生町にある「越生梅林」で毎年2月中旬から3月下旬まで開催される『越生梅まつり』にあわせ,1996(平成8)年から2003(平成15)年まで運転されていた“越生観梅号”を,埼玉県の「地域鉄道元気アップ協働事業」の一環で,今回14年ぶりに復活させたもので,森林公園検修区所属の8000系81107編成(ツートンカラー復刻塗装車)が使用されました.
池袋→坂戸間(途中無停車)は,池袋駅にて同日朝7時から販売された,同列車の着席整理券と「おごせ散策きっぷ」などが一緒になった「セット券」の購入旅客のみが乗車でき,越生線内(各駅に停車)では通常の営業列車(下り第A1089列車・坂戸10時12分発→越生10時30分着)として運転されたため,誰でも乗車することができました.
なお,81107編成の両先頭車には,越生町の公式マスコットキャラクター「うめりん」がデザインされた記念ヘッドマークが掲出され,こちらは3月20日(月祝)まで掲出される予定です.
写真:池袋—北池袋間にて 2017-3-5
投稿:大塚 真