一畑電車では,2017(平成29)年1月21日(土)・22日(日)の両日,3000系のさよなら運転が実施されました.
3000系は1996(平成8)年に南海電鉄から4編成が譲渡され,翌1997(平成9)年から,もと京王5000系の2100系とともに一畑電車の主力車両として活躍してきましたが,もと東急1000系の導入にともない,3編成がすでに引退し,残す3006号編成も2016(平成28)年12月の7000系導入により引退となったものです.
2日間行なわれたさよなら運転では,12月から取り付けられていた円形のヘッドマークのほかに,「LAST RUN SERIS3000」と書かれた特製サボも掲出して走り,最後の行程となる22日の松江しんじ湖温泉発雲州平田行列車の最後の交換駅である一畑口駅では京王色2101号編成との列車交換が実現し,ホームには数多くのファンが詰めかけていました.
写真:秋鹿町—長江間にて 2017-1-22
投稿:薮下 健一