泉北高速鉄道では,和泉中央—難波間で運転している“泉北ライナー”用に12000系4連×1本を導入し,2017(平成29)年2月から営業運転を開始すると発表した.
泉北12000系は,南海本線の特急“サザン”として営業運転を行なっている南海12000系をベースとしつつ,外観・車内のデザインを大きく変更して個性あるものとする.
車体は,基本色を金色に青と黒のラインを施して煌びやかな外装とし,和泉中央方先頭車両の車体側面には“泉北ライナー”のシンボルマークを配置する.このマークはニュータウンの4つの地域(泉ケ丘・栂・光明池・トリヴェール和泉)を表現する4つの丸を京都オパールで装飾したもの.
内装はダークな木目を用いて落ち着きとやすらぎの室内空間を演出.4両編成の各車両ごとにシート色を変え,それぞれシンボルマークの4つの丸と同系色とする.
写真:泉北12000系のイメージ(泉北高速鉄道のニュースリリースから)