つくばエクスプレス(TX)を運営する首都圏新都市鉄道は,朝間時間帯の混雑緩和対策などを実施するため,車両を増備し,大幅な輸送力増強を行なうと発表した.
車両は6連5本を増備,2019(平成31)年度末に営業運転を開始する予定.これにより,朝ラッシュ時間帯1時間の最混雑区間(青井—北千住間)の運転本数を現在の22本から25本に3本増加するなど,朝時間帯を中心に輸送力の増強を図る.
また,TX-2000系23編成のうち16編成について,中間車にあるボックスシートをロングシートに改造し,車両定員増と利用客のスムーズな乗降を図る.2017(平成29)年度から順次改造作業に着手し,同年夏ごろから,改造作業を完了した車両から順次,営業線で使用を開始する予定.
これらの施策により,朝ラッシュ時間帯の供給輸送力を14~15%程度増加する計画.
つくばエクスプレス,車両増備へ
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