2016(平成28)年6月16日(木),近江鉄道は創立120周年を迎えました.この記念行事の一環である,復活「赤電」(800形822編成)がこの日から営業運転を開始することになり,出発式が行なわれました.
式場となった彦根駅ホームでは,公式キャラクターの「駅長がちゃこん」・近江鉄道関係者のほか,来賓として三日月大造滋賀県知事も近江鉄道の駅員姿にふんして参列し,盛大にテープカットが行なわれました.
出発式の後,運転された彦根発米原行きの列車には,関係者や知事も乗り込み,この列車のみ特別に往年の行先表示板が掲出されました.米原到着後は,行先表示板が西武時代の表示板を模した「赤電」マーク に変えられ,営業運転に入っています(写真).
なお,この「赤電」復活を記念して,実車と同じ塗料で作られた金属製の特別乗車券「2デイスマイルチケット」も発売中です.
写真:米原にて 2016-6-16
投稿:藤原 正博