東武鉄道では,2016(平成28)年3月25日(金)と4月1日(金),南栗橋車両管区新栃木出張所所属の634形「スカイツリートレイン」を使用した団体臨時列車「夜桜花見ほろ酔い列車」が,宇都宮線東武宇都宮—日光線新大平下間で運転されました.
これは,東武トップツアーズ宇都宮支店の主催により,列車内で宴会やカラオケをしながら,新大平下駅東口広場に咲き誇る夜桜を楽しんでもらおうと企画された,東武鉄道初の「お花見ツアー列車」で,両日とも募集定員(118名)満員の盛況ぶりとなりました.
折返し地点となる新大平下駅では,夜桜が最も間近で楽しめる4番線(浅草方面)ホームに入線したあと約45分間停車し,ツアー参加者は車内から満開の桜を楽しみながら,宴会やカラオケなどで大いに盛り上がりました.このツアーは4月8日(金)にも行なわれる予定です.
なお,4月2日(土)からは,634形を使用した,伊勢崎線太田発浅草行きの臨時特急“スカイツリートレイン”2号の運転が再開されています.野田線(東武アーバンパークライン)大宮発浅草行き“スカイツリートレイン”の増発にともない,2015(平成27)年6月20日(土)の運転を最後に運休していましたが,およそ9ヵ月半ぶりの運転再開となっています.“スカイツリートレイン”2号は毎週土曜日に運転される予定です.
写真:新大平下にて 2016-4-1
投稿:大塚 真