『女川町復幸祭』は,東日本大震災から新生女川へ向けて進む姿を全国の人に見ていただきたいという想いと,「千年に一度の町づくり」への夢と希望を託し,大震災が起こった翌年の2012(平成24)年の3月から毎年開催し,今年2016年で5回目となります.今回は3月26日(土)に行なわれ,食のイベントやステージイベントなどに多くの人出がありました.そこで,会場への輸送のために石巻線では,日中2両編成の列車の一部を3両編成に増結して輸送力の強化が行なわれました.増結車には,1月18日(月)から運転が始まった,女川町内の当時小学6年生と絵本作家の荒井良二さんがともに製作に携わった「ゆめのまち列車」(キハ110-106)が充当され,キハ110-127(原色)+ キハ110-243(陸羽西線色)+ キハ110-106(ゆめのまち列車)の3色編成となり珍しい組合せとなりました.
写真:小牛田—上涌谷間にて 2016-3-26
投稿:千葉 恵一