2015(平成27)年7月31日をもって紀勢本線・参宮線・名松線の定期運用から離脱したキハ11形0番台は,その後も伊勢車両区に残ったキハ11-3,7,10の3両が,300番台と共通運用で予備車的な扱いで運用を続けていましたが,2016(平成28)年3月26日(土)のダイヤ改正前日の25日(金)をもって営業運転が終了しました.
25日(金)の日中の名松線は松阪—家城間の定期列車にキハ11-7,26日(土)から営業運転を再開する家城—伊勢奥津間の乗務員ハンドル訓練の回送列車にはキハ11-10が充当され,家城駅では最近はあまり見ることができない白いキハ11同士と通常運用では見られない伊勢奥津方に向かって前照灯を点灯させて並ぶ光景が見られました.
3月26日(土)からの名松線はキハ11形300番台の運用が基本となりますが,異常時に備えてキハ25形用と思われる停止位置とホームミラーの設置も確認できたので今度の動向が注目されます.
写真:家城にて 2016-3-25
投稿:瀬川 幸久