東京都交通局は,都電荒川線で運用している7000形を改修した7700形を導入すると発表した.
7700形は,7000形の車体や一部の装置類を再利用し,制御装置をVVVFインバータ制御に変更,台車も8900形で使用しているものとする.車体デザインは,東京都交通局局内若手職員を中心とした「荒川線アピールプロジェクトチーム」の発案により,クラシックモダン調の配色とし,全盛期の都電をイメージしたものとなる.乗降ドアは開口幅を拡大し,車内では,縦手すりの設置,降車押しボタンの増設,ロングシート横に大形袖仕切りを設置し,安全性や車内快適性を向上する.
7700形は,緑色の2両が2016(平成28)年5月に営業運転を開始し,平成28年度中に,えんじ色の3両,あお色の3両が導入される予定.
写真:7700形のイメージ(東京都交通局のWEBサイトから)