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特集 211系顔の電車たち
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土讃線に観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を導入

土讃線に観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を導入

JR四国は,土讃線に観光列車「四国まんなか千年ものがたり」を導入すると発表した.
 キハ185系3両を改造し,1号車は「春萌(はるあかり)の章」,2号車は「夏清(なつすがし)の章」と「冬清(ふゆすがし)の章」,3号車は「秋彩(あきみのり)の章」として,春夏秋冬,1年の四季の移ろいを車両ごとの色どりで表現する.重ねた時の深遠を映す褐色木材の凜とした室内空間には,外観デザインにあわせた色どりのソファ椅子,反対側の車窓も楽しめる座席を配列して,「火棚(薪を使う囲炉裏の上部に吊られる棚)」をモチーフにした天井デザインで古民家の味わいを演出する.
 「四国まんなか千年ものがたり」は,2017(平成29)年4月1日から,土讃線 多度津・琴平—大歩危間で土日祝日に1日1往復(年間120日程度)運転するほか,平日は貸切列車として運転する予定.上り,下り列車ごとにそれぞれの目的地をイメージした愛称が付けられ,下りは「そらの郷紀行」,上りは「しあわせの郷紀行」となる.

写真:観光列車「四国まんなか千年ものがたり」のイメージ(JR四国提供) 

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