網干総合車両所明石支所所属207系S22(1039)編成が,更新工事を終えて,本線での試運転を開始しました.
3両のS編成が更新工事されるのはこの編成が初めてとなります.更新内容は既存のZ編成で行なわれているものと同様と思われ,通常中間先頭車となるクモハ207-1039の前面には転落防止幌が設置されており,灯具類の変更も行なわれず,必要最低限の改造となっています.VVVF制御装置も純電気ブレーキ化が行なわれているようで,停止まで回生ブレーキが作動していることも確認できました.今後,ほかのS編成,4両のT編成にも改造が波及するのか注目されます.
写真:土山—魚住間にて 2016-2-10
投稿:奥澤 慎吾