福井鉄道では,これまで「居酒屋電車」や「ビア電」などのイベント列車を中心に充当されてきて,定期列車として運転されることが少なかった600形602号車が定期列車に充当されています.
これは,2015(平成27)年10月に発生した大形車両である200形202編成の故障にともなう,同編成の定期列車からの離脱,木田四ツ辻駅付近で発生したF1002編成脱線事故にともなうF1000形一時使用停止(2015年12月30日からF1000形の運転は再開)およびF1000形F1001編成の定期検査入場が重なり,運用できる大形車両の編成が少なくなったことによる対応と思われます.
また,602号車には一部の方向幕が装備されていないと思われ,貫通扉への掲示にて対応される列車もあります.
写真:三十八社—泰澄の里間にて 2016-1-14
投稿:新田 典洋