近鉄では,近鉄名古屋線伏屋駅の下り線の高架化に先立ち,2015(平成27)年10月17日(土)に高架線見学会,近鉄弥富駅付近の国鉄関西本線(現,JR東海 関西本線)をオーバークロスしていた遺構と米野駅構内にある近鉄名古屋線広軌化完了記念碑の見学ツアーが開催されました.
参加者は2グループに分かれて係員の説明を受けて伏屋駅高架下りホームから線路を歩いて係員立会いのもと,ふだんは絶対に見ることができない庄内川橋梁から仮線へ走行する電車の姿を撮影したり,新しい高架線の様子を熱心に撮影していました.
また,ツアー参加者には弥富駅付近のオーバークロスしていた所の今と昔の写真,伏屋駅の現状の写真が入った特製かけ紙付の駅弁の「あら竹」の牛肉弁当,缶バッジ,伏屋駅高架工事事業の概要が入ったパンフレットが配布されました.
なお,ツアー参加者専用列車として,近鉄弥富—近鉄八田間で15200系初代「あおぞら」復刻色15204編成(PN04)が運転され,前面にはヘッドマークが掲出されました.
写真:伏屋にて 2015-10-17
投稿:瀬川 幸久