四日市あすなろう鉄道では,2015(平成27)年9月27日(日)に260系U61編成(モ261+サ181+ク161)が営業運転を開始しました.
3両編成の1両目と3両目は1982(昭和57)年製の車両を改造し,中間車は新造されました.四日市あすなろう鉄道線で初めての冷房車両となり車体塗装は四日市の青い海と空をイメージしてデザインされました.
緑色の座席で統一され,その座席は乗客がゆったりと座れるように従来と比べて背もたれが20センチほど高くなっています.また車内には,背もたれが付いたベンチシートが設置されたほか,ハート形の手すりが取り付けられるなど工夫が凝らされています.
27日(日)は,営業初列車となる,あすなろう四日市駅10時02分発内部行きにあわせ,同駅構内で9時45分から出発式が開催されました.
あすなろう鉄道では平成27年度から4年間かけて順次,車両のリニューアル工事を実施する予定です.
写真:内部—小古曽間にて 2015-9-27
投稿:寺田 健人